SEO(Search Engine Optimization)とは

インターネット広告

SEOは日本語に訳すと検索エンジン最適化となります。Webサイトは、検索エンジンの検索結果で上位に表示されることで、多くのアクセス数を獲得できます。そのためには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから「ユーザーに有益なWebサイト」であると評価される必要があります。このための施策がSEOです。

具体的には、Webページの見やすさ・わかりやすさ、掲載内容がユーザーの検索ニーズを満たしているかなどの観点からWebサイトを改善します。つまり、SEOは「検索エンジンからの集客を最適化するる」ために行う施策です。

検索エンジンはユーザーの検索ニーズを満たすためにサービスを提供しています。と言うことは、ユーザーを満足させたり、疑問を解決したり、知りたいことをわかりやすく伝えてくれたりする良質なコンテンツを作るのが最も重要です。

良質なコンテンツを作るのがSEOの大前提です。そのコンテンツの魅力を正しく検索エンジンに伝えるために、適切なタイトルや見出しをつけたり、必要なキーワードを盛り込んだり、信頼できる情報であることを示したりと、ひと手間かけるのが現在のSEOの主流となっています。

SEOについての考え方は「Google検索セントラル」にまとめられています。初心者向けと上級者向けに分けて整理されていますので、SEOに取り組む際には必ず目を通しておきましょう。

Google検索セントラル

■どうしてSEOは重要なの?

検索エンジンからユーザーがWebサイトを訪れることを「オーガニック検索(自然検索)流入」と言います。このオーガニック検索流入を増やすために行うのがSEO対策です。

Webサイトにユーザーを集めるのは、リスティング広告などWeb広告を使う方法もあります。しかし、Web広告は出稿するキーワードによっては多額の費用がかかりますし、広告出稿をやめると広告経由での集客がゼロになってしまいます。

SEO対策を行い、検索上位に表示されたコンテンツは(検索順位が下がらない限り)安定してユーザーを集め続けます。SEO対策にも当然費用がかかりますが、長い目で見るとWeb広告より費用対効果が高い集客手法となります。

■SEOのメリット1:長く、安定した集客が期待できる

一度、検索上位に表示されたコンテンツは、安定してオーガニック検索から流入を集めてくれます。SEO対策が施されたコンテンツの作成にはコストがかかりますし、Googleのアルゴリズム変更に応じてコンテンツを修正したり、検索上位を維持したりするのに費用が発生することもあるでしょう。しかし、長く安定した集客ができるのなら、そうした費用も高いと感じることはないでしょう。

■SEOのメリット2:Webサイトに合う、CV見込みの高いユーザーが集まる

特定のキーワードで検索上位となっているWebコンテンツは、ユーザーの検索ニーズと親和性が高いものが表示されます。皆さんが作成したWebコンテンツが、あるキーワードで検索上位になっていたとしたら、そのコンテンツはユーザーの知りたいことにマッチしていることになります。

皆さんのWebサイトに合ったユーザーがコンテンツを見ているということは、商品購入やサービス問い合わせなどのCV見込みが高い(CVRが高い)ユーザーがWebサイトを訪れていることになります。

■SEOのメリット3:Web広告と比べ費用対効果がいい

検索エンジンやユーザーが訪問するWebサイトにはさまざまなWeb広告が表示されます。検索キーワードによって違う広告を表示するリスティング広告や、ユーザーの趣味嗜好に合った広告を表示するリターゲティング広告(ディスプレイ広告)などです。

Web広告は表示回数やクリック数に応じて費用がかかります。リスティング広告の場合、平均クリック率(CTR)は2~5%程度で、リターゲティング広告(ディスプレイ広告)もクリック率はほぼ同じだと考えてください。

■SEOのデメリット

SEOのデメリット1:検索順位が上がるまで時間がかかる

・SEOのデメリット2:検索アルゴリズムのアップデートで順位が下がることがある

・強まりつつあるCookie規制はSEOに影響がある?

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